Azure Gateway にルーティングを追加する「UDR」とは?

いいね!!

UDR(User Defined Route)は、ユーザーが定義したルートを Azure Gateway に対して追加する事ができます。
どのような時に利用するかと言うと、下記のようなシーンに利用できます。

・仮想アプライアンスを導入した場合
・インターネット通信をオンプレ経由で通信させたい場合
・サブネット間の通信を止めたい場合(NSGでも可)
・別の仮想ネットワークを経由して通信させたい場合

デフォルトでは、ゲートウェイに対して、次のようなルーティングが設定されています。

[初期ルート]
・サブネット間のルーティング
・オンプレ側のIPアドレスは、VPN Gatewayに投げる(S2S時)
・パブリックIPはインターネットに投げる

ユーザー定義のルートが追加されると、初期ルートとの間で、ロンゲストマッチ(最長一致)が適用されます。

[優先順位]
・ユーザー定義ルート
・BGP(ExpressRoute利用時)
・初期ルート


やってみましょう!

[+新規]ー[ネットワーキング]ー[ルート テーブル]を選択

rt010

名前:表示名
サブスクリプション:Azureサービスの提供範囲
リソースグループ:グループ名
場所:デプロイするAzureのリージョン

rt011


ユーザー定義ルートを適用するサブネットを選択します。

[サブネット]ー[+関連付け]ー[仮想ネットワーク]と[サブネット]を選択

rt013

ルート名:表示名
アドレス プレフィックス:宛先セグメントを指定
次ホップの種類:
ー仮想ネットワークゲートウェイ:S2S時のゲートウェイ
ー仮想ネットワーク:サブネット ※V2V、VNetピアリングは対象外
ーインターネット:インターネット
ー仮想アプライアンス:仮想アプライアンス
ーなし:Null
次ホップ アドレス:仮想アプライアンスのIPを指定

例:アドレス プレフィックス[0.0.0.0/0] 次ホップの種類:[仮想ネットワークゲートウェイ]
ーーアドレス プレフィックス[192.168.1.0/24] 次ホップの種類:[サブネット]

rt014