マネージドなファイルサーバー Azure NetApp Files を試す!

いいね!!

遂に、Azure上にNetAppが登場! 完全マネージド(PaaS)なファイルサーバーとして利用できます! Windows Virtual Desktop 利用時のファイルサーバー&プロファイル置き場として最適です

しくみは簡単、NetApp Filesで作成したボリュームを[サブネットの委任(vNet Injection)]を使い特定のサブネットに割り当てるだけで、仮想マシンからアクセスできます。
※VPN,ExpressRoute経由でのオンプレからのアクセスも可能

NetApp Filesのストレージ構成について

【Volume】

ソフトクォータ。このボリュームがユーザーに提供するストレージサイズとなる。
TB容量が増えるほど、スループットとIOPSが増速する。

[オートボリュームアップ]
Volumeで設定した容量を超過した場合、自動的に1TB分の容量が拡張され書き込みが成功します。1時間後、元々指定していた容量を下回らなかった場合、自動拡張した容量に再設定されます。

【Capacity Pool】

ハードクォータ。パフォーマンスを決定するサービスレベルを設定する。

[サービスレベル] (ストレージタイプ) ※変更不可
・Ultra:(Volume)1TBあたり、1024Mbps 8192/IOPS
・Premium:(Volume)1TBあたり、512Mbps 4096/IOPS
・Standard:(Volume)1TBあたり、128Mbps 1024/IOPS

【暫定制限】

・重複排除/圧縮機能は利用できません。
・グローバルピア経由でのNetApp Filesへのアクセス
・NetApp Filesにアクセス可能なIP数[1000]
・NetApp Files専用サブネットへの[UDR] [NSG]
・NetApp FilesアカウントごとのCapacity Pool数[25]
・Capacity Poolごとのボリューム数[500]
・ボリュームごとのスナップショット数[255]
・単一最大ファイルサイズ[16TB]
・ボリュームあたりの最大ファイル数
※1TB=2千万 / 2TB=4千万 / 3TB=6千万 / 4TB=8千万 / 4TB以上=1億


全体の流れ

Step1:NetApp Accont の作成
Step2:キャパシティプール の作成
Step3:Active Directory との接続 ※SMBのみ
Step4:ボリューム の作成
Step5:スナップショット の作成


Step1:NetApp Accont の作成

[+リソースの作成]ー[検索:Azure NetApp Files]ー[作成]を選択

名前:表示名(NetApp Accont)
サブスクリプション:Azureサービスの提供範囲
リソースグループ:グループ名(複数のリソースを1つにグループ化する機能)
場所:データの置き場所

“NetApp アカウント”だけが作成される


Step2:キャパシティプール の作成

名前:表示名
サービスレベル:Ultra/Premium/Standard
サイズ(TB):4~500


Step3:Active Directory との接続

SMBを利用する際は、Active Directory との接続が必須です。
接続できる「ドメイン」は一つのみです。

プライマリDNS:プライマリADのIP Address
セカンダリDNS:セカンダリADのIP Address
AD DNS ドメイン名:ドメイン名
SMBサーバー:ADに登録するNetApp Files用のコンピュータ名
組織単位のパス:OU名だけで良い
ユーザー名:ドメイン参加用アカウント
パスワード:


Step4:ボリューム の作成

ボリューム名:表示名
容量プール:作成済みの容量プールから選択
クォータ(GB):100GB以上
仮想ネットワーク:※NetApp Filesを配置するネットワークを指定
サブネット:※NetApp Filesを配置するサブネットを指定

サブネットの委任:Microsoft.NetApp/volumes を指定すること

プロトコル:NFS or SMB
Active Directory:接続済みのADを選択 ※SMB時
共有名:ユーザーから見える共有名

作成後、ボリュームが確認できます。


Step5:スナップショット の作成

現時点では、手動実行のみ、ボリュームの複製用途に利用

作成したボリュームを選択

作成したスナップショットを選択ー[新しいボリュームに復元]を選択

作成後、復元したボリュームが確認できます。

クライアントからも接続できます。


それでは、確認してみましょう!

指定したOU内に、NetApp Filesのコンピュータアカウントが確認できます。

DNSへの登録も確認できます。

クライアントから接続してみました。