Start VM on Connectとは、停止中のセッションホストに対し、接続があった際に自動起動を行うサービスです。セッションホストを利用しない間は、停止しておけるので、コスト削減に繋がります。この機能は、Windowsクライアント以外でも利用できます。
[利用のための諸条件]
・ホストプール単位での設定になります。
・ホストプールの種類は、[個人用][プール]どちらでも利用可能
・ユーザーが接続したタイミングで起動するので、接続まで時間がかかります。
・負荷分散ルールが[幅優先]でも最大セッション数に達するまで、新たなVMを起動しません。
全体の流れ
Step1:ロールの割り当て
Step2:ホストプールでの設定
※専用ロール[Desktop Virtualization Power On Contributor]が出来たので、カスタムロールが不要となりました。
Step1:ロールの割り当て
[サブスクリプション]ー[アクセス制御]ー[+追加]ー[ロールの割り当ての追加]を選択
選択されたロール:Desktop Virtualization Power On Contributor
メンバー:Azure Virtual Desktop[c90af427-6519-4ccd-9033-9f62a5ac43e6]
割り当ての確認
Step2:ホストプールでの設定
[プロパティ]ー[接続時にVMを起動する]
たったの、これだけ。。
それでは、確認してみましょう!
Windowsクライアントの場合、この状態がつづく。。
ブラウザ接続の場合、VM起動中のメッセージが表示される。