冗長・負荷分散に必須「Azure ロードバランサー」の作成

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Azure Load Balancer は、高パフォーマンスや高可用性を実現するために役に立ちます。
ARM(Azure Resource Manager)では、次の二種類のロードバランサーが作成できます。

・外部ロードバランサー:パブリックIPを持って外部からの通信を振り分ける
・内部ロードバランサー:プライベートIPを持って内部からの通信を振り分ける

[特徴]
・ハッシュベースの分散方式。5タプル (送信元IP、送信元ポート、接続先IP、宛先ポート、プロトコル)が同じなら、同じサーバーに接続する。
※送信元ポートはすぐに変わるのでECサイトには不向き
・HTTPカスタムプローブの作成が可能。通常はHTTP 200応答で確認。
・プローブのカスタマイズが可能。CPU使用率など
・宛先ポート番号とサーバーを1対1で紐付け可能(受信NAT規則)
・プローブ監視元はロードバランサーのフロントIPからでは無く「168.63.129.16」から行われる。


それでは、作成してみましょう!

[+新規]ー[ネットワーキング]ー[Load Balancer]を選択

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名前:表示名
スキーム:
ーパブリック:外部ロードバランサーを作成 ※パブリックIPは静的で作成
ー内部:内部ロードバランサーを作成
サブスクリプション:Azureサービスの提供範囲
リソースグループ:グループ名(複数のリソースを1つにグループ化する機能)
場所:デプロイするAzureのリージョン。

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ここからは、設定項目を見ていきます。

設定箇所は5項目あり、単独で設定できる項目もあれば、順序が必要な項目もあります。

・フロントエンドIPプール:ユーザーからの接続先IP
・バックエンドプール:バックエンドサーバーの追加
・正常性プローブ:バックエンドサーバーの死活監視設定。[HTTP,TCP/ポート/パス/間隔/異常しきい値]
・負荷分散規則:ユーザーからの待受けポート設定とルールの策定
・受信NAT規則:ポートフォワーディング機能

図で表してみます。

各項目の関係が、ご理解頂けたかと思います。
先ず、[フロントエンドIPプール]を設定し、次に[バックエンドプール][正常性プローブ]の設定を行なう。最後に[負荷分散規則]を設定する。
※ポートフォワーディングが必要なら[受信NAT規則]を設定する。

この仕組を把握頂ければ、色々な構成を組むことが出来ると思います。


おまけ

ロードバランサーのログを取得する方法