Azure Site Recovery (ASR) とは?

いいね!!

皆様、災害への対策はバッチリでしょうか?

理想の対応策はと言うと、同じ機能を持ったサイトを二箇所に構築しておきたい所です。しかし、同じ機能のサイトを二箇所も構築するとなると、莫大な費用が発生します。ましてや、災害時にしか利用しないにもかかわらず。。

そこで!! こういったお悩みに応えるのが、Azure Site Recovery (ASR) なのです!!

Azure Site Recovery (ASR)とは、オンプレミスに構築してあるサーバーの「DRサイト」として、Azure を活用するサービスなのです。
※Azureへの「V2V」移行にも利用できます。
※Azure to Azure へのASRにも対応しました。


※ASRには複数のレプリケーション シナリオが存在しますが、
今回は[VMware/物理 → Azure]へのシナリオに的を絞っています。

【ASRコンポーネント】

・Configuration Server:統合管理サーバー。ASRの設定はこのサーバーから実施する。
・Process Server:フェールオーバー/フェールバックデータを送信するサーバー。[Mobility Service]のプッシュインストールも担当。
・Master Target Server:フェールバックデータを受信するサーバー(オンプレ側に必要)
・Mobility Service:保護対象サーバーにインストールするエージェント。[Process Server]へのデータ送信を担当。
・vCenter:[Process Server]へ仮想マシンの情報(CPU,Mem,IP…)&状態(起動,停止)を送信
・vSphere host:vCenterと同様の役割。登録すると、保護対象サーバー追加時に vSphere host ごとに仮想サーバーが表示される。

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【レプリケーションのながれ】

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①ディスクに対して書き込み処理が発生
②書き込み内容を[Mobility Service]が全てキャプチャーし、[Process Server]に送信する
※①のタイミングで送信していると負荷が高まるので適度な間隔で[Process Server]に送信
③[Process Server]が「重複排除」「圧縮」「暗号化」を行う
④[Process Server]が Azure ストレージアカウントに対して送信する

【フェールオーバープラン】
・テストフェールオーバー:保護対象サーバーに影響なし(稼働) → Azure 上で仮想マシンを作成し削除する。
・計画されたフェールオーバー:シャットダウン後、保護対象サーバーを停止 → Azure 上で仮想マシンを作成し移行する。
・計画されていないフェールオーバー:保護対象サーバー 停止 → RPOに応じて Azure 上で仮想マシンを作成し移行する。
※Azure Automation と組み合わせる事で自動フェールオーバーも可能

【保護対象サーバー】
[vSphere5.1][vCenter5.5] 以降 ※ウィザードを利用した場合、 vCenterは必須
[Windows 2008 R2 SP1][RHEL 6.7][CentOS 6.4][Oracle Linux 6.4] など
※OSはAzureでのサポートOSに準じる

最後に、
Azure Site Recovery (ASR) がどのようなサービスなのか、ご理解頂けたかと思います。
冒頭にありました、[お悩み] DRサイトの構築が安価に実現できます。
※平常時は仮想マシンを稼働させないので、課金対象となりません。