VDIアセスメントツール Lakeside「SysTrack」 を試す!

Azure Migrate の中でも、気になっていた製品! Lakeside「SysTrack」を試してみたいと思います。デスクトップ環境の可視化ツールであり、VDIのためのアセスメントツールとして、利用できる製品になります。
WVDの導入を検討している方なら気になる、Multi-Sessionでの集約率を算出することも可能です!

下記のような情報を収集する事で現状を把握する事ができます。

【主な収集情報】 ※ごく一部のみ表記
・アプリケーションパフォーマンス
・ユーザーパフォーマンス
・システムパフォーマンス
・画⾯転送パフォーマンス
・アカウント情報
・アプリケーション情報
・システム構成
・ハードウェア情報

可視化のためのレポートがいくつか用意されています。カスタマイズも可能
残念なのは、Azure移行時の推奨サイズやデータ送信量、費用感のレポートが無い。。

しくみは簡単

① 情報を収集したいPCにSysTrack Agentをインストール
② SysTrack Agentが、SysTrack Master(クラウドサービス)に対してデータを送信
③ SysTrack Masterがデータを分析し可視化を行う
※SysTrack Masterは、オンプレで構築する事も可能です。

【サポートOS】 ※物理/仮想を問わずOKです。
・Windows 10
・Windows 8.1
・Windows 7
・Windows Server 2019
・Windows Server 2016
・Windows Server 2012 R2
・Windows Server 2008 R2
・Red Hat Enterprise Linux / Ubuntu / SuSE
・MacOS


それではやってみよー

今回は、WVD移行のためのアセスメントを想定して物理PCに[SysTrack Agent]をインストールしてみます。

[+リソースの作成]ー[検索:Azure Migrate]ー[作成]を選択

[VDI]ー[プロジェクトの作成]を選択

[Lakeside SysTrack]を選択

VDIアセスメントが目的なのでスキップします。

最後に確認





Lakeside へのレジスト作業

本来なら[Azure Migrate への登録]を選択するのですが、日本専用のクラウドがおすすめ!

待つこと、15分。。

完成~

先ずは、エージェントをダウンロード

アセスメント対象のPCにインストール
※インストール後、データ収集のため最低二週間ほど欲しいところ

※お気づきでしょうか。Azure Migrate の設定が関係無いと言う事を。。





それでは、確認してみましょう!

(日本)レイクサイド ソフトウェア提供のテンプレートを利用したいと思います。

日本版 SysTrack Master のダッシュボード

働き方ユーザー分析v2
・ユーザー別、利用アプリケーションと利用時間
・ユーザー別、Webサイトと閲覧時間

働き方企業分析v2
・全PCでの利用アプリケーションと利用時間
・全PCでのWebサイトと閲覧時間

働き方IT利用時間分析v2
・日付別、PC利用時間
・日付別、利用アプリケーションと利用時間
・日付別、Webサイトと閲覧時間

CPU/Mem/Disk などのリソース使用率レポートはこちら

[SysTrack Starter Kit]ー[デスクトップアセスメントレポート]をダウンロード
※アイコンはPDFですが、Excelがダウンロードされます。

レポートのタイトル一覧です。 ※貼り付けが大変なのでタイトルのみ

・システムリソース利用率の日次変化(CPUとメモリ)
・システムリソース利用状況(CPU)
・システムリソース利用状況分布(CPU)
・システムリソース利用状況(メモリ)
・システムリソース利用状況分布(メモリ)
・システムリソース利用状況(ディスク)
・システムリソース利用状況分布(ディスク)
・ユーザーエクスペリエンススコア分析
・ユーザーエクスペリエンススコア要因分析
・Top 15 アプリケーション(CPU利用量順)
・Top 15 アプリケーション(メモリ利用量順)
・Top 15 アプリケーション(IOPS順)
・ユーザー別利用状況

レポートを見て頂いておわかりの通り、現状のPCの起動時間、アプリケーションの利用時間など、誰が何にどれだけの時間を割いているのか一目瞭然です。
先ずは、働き方改革を行う前の”現状を把握するツール”として、うってつけのソリューションだと思います。


マルチセッションOSへの集約率を算出する!

マルチセッションの集約率を求めるには下記、計算式を使います。
集約率 = [安全率] × [vCPU数-1] × [MIPS/Coreの値] ÷ [平均CPU利用量]

安全率:CPU性能を70%程度で計算します。
vCPU数:OS利用にマイナス 1Coreとします。
MIPS/Core:利用予定のVMサイズで利用しているCPUのMIPS値
※SysTrackでは、CPUの使用量にMHzではなく、ハードウェアに依存しないMIPS値を使用しています。
平均CPU利用量:アセスメント対象のPCでのCPU利用量

D16sv4 への集約率
※D16sv4:Intel_Xeon_Platinum_8272CL = 8138 MIPS
※私の平均CPU利用量:2054

0.7 × 15 × 8138 ÷ 2054 = 41.60 最大 41人集約可能

D16asv4 への集約率
※D16asv4:AMD_EPYC_7452 = 10135 MIPS
※私の平均CPU利用量:2054

0.7 × 15 × 10135 ÷ 2054 = 51.80 最大 51人集約可能