ちょっと違う専用線「ExpressRoute」とは?

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ExpressRouteとは、オンプレ環境~Azure 間を専用線で接続する帯域保証型サービスです。よって、安心・安全・高品質な回線を利用できます。

保証帯域は、下記速度から選択可能。
[50Mbps,100Mbps,200Mbps,500Mbps,1Gbps,2Gbps,5Gbps,10Gbps]
また、
Azureからの「送信データ転送量」を[無制限] or [従量課金]から選択。
※利用するには、ExpressRouteに対応している回線事業者との契約が必要です。

【ExpressRoute 物理接続図】

L2接続プロバイダー:CEとMSEEを直接接続する構成。CEルータを自身で設定できるので、自由にルーティング設計ができる。
L3接続プロバイダー:CEは、PEと接続するだけでOK。ルーティング設定は、プロバイダーにおまかせできる。
※RNG:リージョン内に複数存在するDCを束ねる地域閉域網。Azureバックボーンへの接続もここを経由して行われる。

【ExpressRoute ピアリング パターン】

・Privateピアリング:IaaS環境へ接続。MSEEからゲートウェイに接続
・Microsoftピアリング:MSEEから直接、各PaaS、各MSサービス(O365など)へ接続。
ーPEにてSNATを行い接続するため、グローバルIPを複数用意する必要がある。
ー各MSサービスへの接続には「Premium Add-on」が必要。
※Publicピアリングは、Microsoftピアリングに統合されました。

Microsoftピアリングの場合、PEにジオリージョンのパブリックIPが全て伝播されます。
例えば、西日本でExpressRouteを契約した場合、西日本と東日本のパブリックIPが伝播されます。
「Premium Add-on」を契約した場合、全拠点のパブリックIPが伝播されます。
※2017年8月1日以降に作成した場合は、”ルートフィルター”で指定したサービスのIPのみが伝播されます。

[ジオリージョン]
北米:米国東部、米国西部、米国東部 2、米国中部、米国中南部、米国中北部、カナダ中部、カナダ東部
南米:ブラジル南部
ヨーロッパ:北ヨーロッパ、西ヨーロッパ、英国西部、英国南部
アジア:東アジア、東南アジア
日本:西日本、東日本
オーストラリア:オーストラリア東部、オーストラリア南東部
インド:インド西部、インド中部、インド南部

【仮想ネットワークとの接続】

構成に特徴があるので、図を用いて説明します。

exp011

西日本リージョンにてExpressRouteを契約した場合(紫線/紫破線)
・ExpressRouteは、リージョン単位での契約となる
・帯域が保証されるのは、オンプレ~MSEEまでの間
・契約したリージョンとジオリージョン内で通常10回線(VNet)まで、接続ができる(紫破線)
・追加で、東日本リージョンで契約を行なうと、VNet01に追加で接続ができる(緑破線)
・VNetに対して、最大4リージョンから接続できるが、ペアリージョン以外から接続するには「Premium Add-on」契約が必要
・1つのVNetに対して、同じ[ピアリング場所]から接続できない
ーなので、プロバイダーを変更する際は、必ずダウンタイムが発生します。
・Microsoft Enterprise Edge Router (MSEE) は冗長化されている
・オンプレ1~オンプレ2間の通信は、ExpressRoute Global Reachで可能
・VNet01は、オンプレ1とオンプレ2、Vnet10に対して通信可能
・バックボーンには帯域保証が無い