仮想マシンのマスターイメージ作成 ~Unmanaged Disk編~

ページBLOBのPaaSサービス「Managed Disk(管理ディスク)」が登場しましたが、今まで通りのストレージアカウントを利用した仮想マシンでのマスターイメージの作成を行ってみたいと思います。前回のJSON編では、結構手間がかかっていたのですが、今では、ポータルサイト上から簡単に作成できます。
※この方法は、Unmanaged Disk(ストレージアカウント)を利用した仮想マシンでのみ実施可能


全体の流れ

Step1:マスターイメージの元となる仮想マシンを作成 ※省略します。
Step2:マスターイメージの元となる「VHD」から、イメージを作成
Step3:イメージから、仮想マシンを作成


Step1:マスターイメージの元となる仮想マシンを作成

事前にマスターイメージの元となる、仮想マシン(Unmanaged Disk)を準備します。
※[Sysprep][割り当て解除]済みにしておいて下さい。


Step2:マスターイメージの元となる「VHD」から、イメージを作成

[+新規]ー[検索:image]ー[image]を選択

名前:表示名
サブスクリプション:Azureサービスの提供範囲
リソースグループ:グループ名(複数のリソースを1つにグループ化する機能)
場所:デプロイするAzureのリージョン
OSの種類:Windows/Linux
ストレージBLOB:VHDのURI
アカウントの種類:HDD/SSD
ホストキャッシュ:なし/読み取り/読み取り書き込み


Step3:イメージから、仮想マシンを作成

作成したイメージを選択ー[VMの作成]を選択

通常の仮想マシン作成画面になります。

Managed Disk(管理ディスク)でしか作成できません。