仮想マシンの仕様とシリーズ

【仮想マシンの仕様】

Cドライブ=127GB(固定)。読み取り/書き込みキャッシュが有効(変更可)
※OSディスクは最大 2TBまで対応

Dドライブ=ローカルストレージ。テンポラリ領域用。再起動では消えない。
※データを保存してはいけません。

Eドライブ:まれにDVDドライブとしてマウントされる。

追加ディスク=最大 4TB。読み取り/書き込みキャッシュの有無が設定可能
※仮想マシンのストレージは「VHD形式」にのみ対応。VHDXには非対応。

[Hyper-Vホストとの時刻同期について]
・仮想マシンがWindowsOSの場合、Hyper-Vホストとの時間差が5秒以上遅れていると、ホスト時間で更新されます。4秒以内の遅れ、進んでいる場合は、NTPにて更新されます。
・仮想マシンがLinuxの場合、Hyper-Vホストとの時刻同期は行われない。

※注意
・フォーマットを行う際は必ず「クイックフォーマット」にする事
※完全フォーマットを行うと全容量を使用しているとみなされ課金対象となる。

・仮想マシンのサイズは、仮想マシンを停止する事で、シリーズの変更ができます。
※停止が必要な理由はこちら

[Basic と Standard の違い]
Basicの制限:オートスケールが無い、負荷分散が無い、IOPS300
※公称されていないが、おそらく「VNet 100Mbps制限」があると思われる。

[ネットワークパフォーマンスについて]
パフォーマンスを最適化するために、RSS(Receive Side Scaling)を有効にしましょう!
RSS:TCPの受信処理をマルチコアで分散して処理を行う機能
※Linuxでは、デフォルトで有効となっている

Get-NetAdapterRss ※確認方法
Get-NetAdapter | % {Enable-NetAdapterRss -Name $_.Name} ※有効化


【仮想マシン シリーズ】

Azure Compute Unit(ACU) 仮想マシンのパフォーマンス指標
※A1_1コアを100とした場合

[各種シリーズの特徴]
灰色:もはや、選択する理由は無いかも
白色:特定用途向けなので、必要な際に選択
緑色:NVIDIA GPU 搭載機
黄色:一般的なシリーズ。先ずはDv2で検討。